本土地改良区は、ササニシキのふるさと仙台平野の南部に位置し北は名取川、南は阿武隈川に接し、太平洋と奥州山脈の東麓丘陵に挟まれた東西7キロ、南北11キロの俗に名取耕土と称される穀倉地域で名取市、岩沼市、仙台市の3市にまたがる3,850haの都市近郊型農業地帯である。
そもそも、この土地は東北一を誇る雷神山古墳に象徴されるように古くから農耕文化の花開いた沃野でありながら沖積地特有の低湿地帯の排水不良と頻繁に発生する中小河川の氾濫が連年のように繰り返されてきた。
昭和28年、関係市町村からなる名取耕土排水改良期成同盟会を結成し、地域農業の近代化を図るべく国営名取川農業水利事業の早期実現を関係機関に対し陳情請願を重ねた結果、昭和42年、待望の新規着工地区として採択された。
本土地改良区は、国営事業の本格的工事着工を契機に、名取川水系の名取川土地改良区と白石川水系の名取郡稲荷山堰土地改良区がこの事業を円滑に推進し事業効果を高めるべく全役員からなる合併委員会を設置し、昭和44年3月25日宮区第305号として名取土地改良区が発足し現在に至っている。
総 代 | 59名 |
理 事 | 12名 |
監 事 | 3名 |
委 員 | 39名 |
総 務 委 員 | 5名 |
工 事 委 員 | 10名 |
用排水調整委員 | 11名 |
国営土地改良事業推進委員 | 13名 |
職 員 | 20名 |
総 務 課 | 9名 |
事 業 課 | 11名 |
〒981-1226
宮城県名取市植松字錦田84番地の1
TEL 022-382-5211
FAX 022-384-3759